埼玉県の木造住宅解体で出る廃材はどうなる?木くず・瓦・基礎の分別と再資源化
2026/08/12
2026/09/04

木造住宅の解体は、最初から重機で建物全体を壊す工事ではありません。一定規模以上の工事では建設リサイクル法に基づく分別解体が必要となり、建築設備や内装材、屋根ふき材の取り外しは原則として手作業で進めます。その後、構造部分や基礎を重機で解体し、木くず、金属くず、がれき類などを種類ごとに分けて搬出するのが基本です。
この記事では、2026年9月3日時点の公的情報をもとに、埼玉県や東京23区で木造建物の解体を検討している方へ、分別解体の手順と見積りで確認したいポイントを解説します。
建設リサイクル法では、コンクリート、コンクリートと鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリートを特定建設資材とし、一定規模以上の工事について分別解体と再資源化等を義務付けています。
建築物の解体工事では、床面積の合計が80平方メートル以上の場合が対象です。発注者には、分別解体等の計画について所定の届出を行う必要もあります。
一方、80平方メートル未満で建設リサイクル法の対象外となる工事でも、発生した廃棄物を自由に混ぜて処分できるわけではありません。元請業者は、廃棄物処理法に沿って建設廃棄物を適正に分別、保管、収集運搬、処分する必要があります。
建設リサイクル法の施工方法に関する基準では、建築物の解体を原則として次の順序で進めます。建物の構造や施工技術上の事情により、この順序によることが難しい場合は例外があります。
照明器具、配管、建具、畳、石膏ボード、断熱材など、建物内部の設備や内装材を順に取り外します。内装材に木材が含まれる場合は、木材の分別を妨げる石膏ボードなどを先に外すことが求められます。
この工程は原則として手作業です。廃材を種類ごとに分けることで、木材への異物混入を抑え、再資源化や適正処理につなげます。
瓦、金属屋根材などの屋根ふき材も、原則として手作業で取り外します。屋根材を残したまま重機で建物を崩すと、木材や金属、瓦などが混ざり、分別が難しくなるためです。
高所作業を伴うため、建物の劣化や屋根の状態を確認し、安全な作業方法を計画することも欠かせません。
内装材や屋根材を取り外した後、柱、梁、外壁などの上部構造を解体し、最後にコンクリート基礎や基礎ぐいを撤去します。現場では手作業と重機作業を組み合わせ、周囲の建物、道路、電線、境界物への影響を抑えながら進めます。
次のような現場では、重機だけでは作業できず、手壊しや小型機械による作業が増えることがあります。
手作業の範囲は、図面や外観だけでは判断できない場合があります。現地調査では建物内部、屋根、敷地の広さ、搬出経路、隣接状況まで確認することが重要です。
木造建物の解体費用は、床面積だけで決まるものではありません。手作業の量、重機の大きさ、廃材を分けて保管するスペース、搬出車両の進入条件、屋根材や基礎の種類などによって変動します。
見積りを比較するときは、総額だけでなく、次の項目を確認しましょう。
費用や工期は建物の状態と現地条件によって異なるため、現地確認を行わずに一律の金額を断定することはできません。
すべてを手作業で壊すわけではありません。建築設備、内装材、屋根ふき材は原則として手作業で取り外し、その後の構造部分や基礎では重機を併用するのが一般的です。実際の方法は建物と周辺の状況によって変わります。
建設リサイクル法の対象規模に該当しない場合でも、廃棄物処理法に沿った適正処理は必要です。廃材の種類や受入先に応じて分別し、不適正な処理を防ぐ必要があります。
作業員による工程が増えるため、費用や工期に影響する可能性があります。ただし、小型重機の使用や搬出計画を工夫できる場合もあるため、現地調査後の見積りで確認することが大切です。
株式会社達心は、埼玉県入間郡三芳町を拠点に、埼玉県および東京23区を中心として木造、鉄骨造、RC造、内装解体、産業廃棄物収集運搬に対応しています。
木造解体では、建物の構造だけでなく、道路幅、隣家との距離、廃材の分別スペースまで確認し、安全、近隣配慮、適正施工を重視した計画をご案内します。解体範囲や見積りについては、株式会社達心(埼玉県入間郡三芳町大字上富643番地1、049-257-0338、平日9:00〜17:00)へお気軽にお問い合わせください。